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オスグッド病について

オスグッド病の原因とは

医師やトレーナーからいわれて“オスグッド病”という言葉をはじめて聞いたという人がほとんどではないでしょうか。
オスグッド病とはどんな症状なのでしょう?
何が原因でオスグッド病になるのでしょう?
そして、なってしまった場合どういう対策をすればいいのでしょう?
オスグッド病の原因とは

以前は成長痛と呼ばれていましたが、現在はオスグッドシュラッター病という正式名称で呼ばれています。
オスグッド・シュラッター病という名称は人の名前から来ています。
ロバート・ベイリーオスグッド、カール・シュラッターという2名の医師の名前から取られた名称です。
一般的には、短縮して“オスグッド病”といわれています。
(俗称として“オスグット病”といわれることもあります。)
ただし、“~病”と呼ばれることで病気のように考えられていますが、病気ではありません。

成長期である小児期高学年から中学、もしくは高校時にスポーツ活動などによって膝蓋靭帯の付着部である脛骨粗面に痛みや腫れをもたらす疾患です。
10歳~15歳の男子に多く、サッカーやバレーボール、バスケットボール、陸上競技、野球などの選手によく認められます。

オスグッド病の原因とは

原因は、膝伸展機構の使い過ぎによって膝蓋靭帯に異常な張力が働き、骨端線(成長線)が損傷されて起こるものと考えられています。
膝伸展機構とは、
「大腿四頭筋」-「大腿四頭筋腱」-「膝蓋骨」-「膝蓋靭帯」-「脛骨粗面」
より構成され、膝を伸ばす時に使われる筋肉や腱、靭帯をいいます。

骨端症とも呼ばれ、頸骨祖面の骨端軟骨に分離や遊離(骨の一部がはがれることをこう呼びます。)が起きる障害です。
発生原因にはいろいろな説がありますが、現在ではスポーツなどによる"使いすぎ症候群"のひとつとされ、非常に広い意味での疲労骨折と考えても良いと思います。

膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋(太ももの筋肉)は、膝蓋骨(お皿と呼ばれる骨)と膝蓋靱帯(お皿の下のすじ)を介し脛骨粗面に付着しています。
したがってランニングやジャンプ動作により大腿四頭筋が収縮すると、膝蓋靱帯をとおして脛骨粗面に牽引力が繰り返しかかることにより骨端軟骨に隆起や剥離が起きます。
これがオスグッド病です。

病院での主な診断と対症療法

病院での主な診断と対症療法

まず、診断としてはレントゲン検査をおこない、骨化の異常像や分離した小さな軟骨片があるかを確認します。
診断結果がオスグッド病であれば、保存的施術(手術しない方法)を原則とし、まずは、スポーツ活動を一時中止を伝え、薬物療法としては短期間の非ステロイド系抗炎症剤を処方する。
リハビリは温熱療法を行い、大腿四頭筋のストレッチングや筋力強化訓練を指導します。
難治例(なかなか治らない症例)では、ギプス固定やステロイド腱内注射を検討します。
症状が改善すれば十分なウォーミングアップを行わせ、オスグッドサポーターを着用させスポーツ活動を再開させます。

多くの症例は骨の成長が止まる17~18歳で自然に改善します。
しかし、長期にわたって痛みを訴え、分離骨片を認める症例では手術的施術(骨片摘出術や周囲の軟部組織と滑液包を摘出する手術)が検討されます。

症療法の効果

スポーツ活動の一時中止

痛いのにスポーツをやっていても、さらに痛くなり、スポーツも記録が出ないことは間違いありません。
痛い時には休むのが一番です。
しかし、休んでいるだけでは痛みは取れません。

温熱療法

暖めることは、筋肉が弛緩するので良いことです。
治りが早まることは当然です。
せっせとお風呂に入りましょう。

ストレッチや筋肉強化訓練

これはよくありませんね。
痛いのに無理矢理すれば間違いなく悪化します。
痛い時は体を休めて、痛くない時は頑張る。
これが基本ですね。

治らない時のギプス固定や注射、手術

これで治るのでしたら、オスグッド病で悩まれる方はいないはずです。
オスグッド病で来院される方は、ほぼ、医者にかかっています。
しかし「痛みが取れない、変わらない」といって来院されています。

痛みがなくなるまで、ただ待つだけしかできないのでしょうか。

オスグッド病の原因とは

上記で述べた通り、オスグッド病は、スポーツなどにより膝に無理な力が加わり、それにより筋肉が固くなって膝(膝下が多い)が腫れたり、痛くなったりするのです。

昔はオスグッド病なんていう名前はあまり聞きませんでしたよね。
オスグッド・シュラッター病には日本の今現在の生活習慣も影響しています。
ですので、膝を元々の自然で健康な状態にしてあげれば、痛みはその場で取れてしまうのです!

さらに詳しくお聞きになりたい方はご説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

オスグッド病のよくある質問

1回でよくなりますか?
分かりません。

1回でよくなる方もいますし、何回か行う必要が有る場合もあります。

たびたび質問されることですので、きちんと説明いたします。
たとえば、ダイエットであれば、"消費カロリー"と"摂取カロリー"の問題で、消費が摂取を上回らないと基本的には痩せることはありません。
同じように、施術の場合は"回復力"と"負担"の関係といっても過言ではありません。
負担を回復力が上回らないとよくなっていかないという考えかたです。
ですから、いくらよい施術をしても、直後に無理な運動をしたり睡眠が極端に少ない場合は、回復しづらいといえます。

整体といっても、施術者が患者さんの体を治すわけではなく、"回復力の出やすい環境をつくる"ことを手助けすることしかできないのです。
結果的に、1回でよくなることも少なくありませんが、それはあくまで結果です。
施術者にできるのは、自分の持っている知識・技術を駆使して、真摯に体と向き合っていくことだけだと思っております。

どの位の期間で施術を受けたらいいですか?
どんな症状でもそうですが、最初は何回か詰めていらした方が痛みの取れるスピードは速いです。

何故かといえば、1回施術すると体が良い状態を覚えます。
その状態の上書きで何回か繰り返していくと、まったく痛みがなくなってしまいます。
その方が結果的に回数も少なく、早くよくなるのは間違い有りません。

ひどい方は、一日5回施術を受ける方もいらっしゃいます。
当然、よくなるスピードは速いです。

痛みが取れたら、すぐにスポーツをして良いですか?
最初は休まれることをお勧めします。

完全によくなっていないのに、1回の施術でよくなったからといってすぐにスポーツを行い「また痛くなりました」といわれるケースもたまにあります。

これは、スポーツを休んでいれば、当然筋力・筋肉が落ちていますので、痛みが取れたとしてもすぐに同じように行えば痛くなるのは当然ですね。
ですから、まず痛みを取る。
痛みがなくなってしまえば施術の間隔が開きますので、4、5日開いても大丈夫なら、重要な試合などがない限り、少しずつスポーツをやらせることをお勧めしています。
すぐに始めて痛みが戻ったり、余計にひどくなってからでは遅いですよね。

テーピングやサポーターをやっても良いですか?
やらない方が良いです。

無理にテービングやサポーターで膝などを締め付けてしまうと、筋肉が落ちてしまいます。
血液の流れも悪くなります。
結果として、せっかく施術して痛みが取れても再発する可能性大です。

肝心なのは、何もやらなくても痛くない状態にしてあげれば良いだけのことですので、ご安心ください。
まったく必要有りません。
また、湿布も必要有りません。

たしかにスーッとはしますが、湿布で治ったということを聞いたことがありません。
かぶれるだけです。
手法だけで痛くなく痛みを取る方が安全ですよね。

ちょっと遠いのですが、みていただけますか?
どうぞいらして下さい。

当院では、北海道から九州の方、または海外の方までいらっしゃいます。
遠くてなかなか来られない方は、その日に何回か施術を行い、再発しないようによくなってもらいます。

また、それでも心配な方の為に、自分で自分の体を施術できる、「らくらく あんしん 体操コース」もご用意していますので、何なりとお申し付け下さい。

サッカーをしている小学校5年生の息子がオスグッド病と診断されました。病院ではストレッチをすることと湿布を貼ることで対処するようにいわれたのですが痛みがとれずに困っています。
オスグッド病は、大腿四頭筋の緊張が大きな原因の一つですが、ストレッチは強度ややり方によってはかえって痛みを強くするケースがあります。

オスグッドの原因はオーバーユースなので、股関節やお尻、腰、ふくらはぎ、足首など、ヒザ以外のまわりの筋肉を緩める方が効果は高いと考えています。
湿布についてですが、湿布よりは、アイシングの方が効果的です。

できるだけ早く治したいのですが、オスグッド病はどれぐらいの頻度で治療をうけるのがいいのでしょうか?あまり頻繁にうけるのはよくないのでしょうか?
オスグッド病の場合、できるだけ治療の間隔をあけない方が効果が高いです。

治療をして「一番いい状態のまま、次の治療を」というように、 極力、間隔をあけないで施術すれば結果的に回数も少なく短い期間でよくなります。
遠方の方の場合、一日に2回施術するケースもあり、こういう場合は回復も非常に早いです。

息子が、先週からヒザが痛いといいはじめました。それほどひどくはないようですが、診てもらった方がいいのでしょうか?
オスグッド病の治療で一番大切なことは、早期発見・早期治療です。

初期段階で治療すれば、1~3回程度でよくなることが多いですが、悪化すると回数も期間もかかってしまう場合があります。
なにより十代の前半は、スポーツをする子供たちにとって大切な期間ですので、痛みをとって十分にスポーツをさせてあげるためにも早めの受診をおすすめします。

中学2年の息子がオスグッド病と診断されました。バスケットをやっています。家でのケアの方法としてサポーターなどは有効でしょうか?
オスグッド病を治すためにサポーターが効果を発揮することはないと考えています。

ただし、せっかく治ってきた状態でも、オスグッドの突出した部分をどこかにぶつけたり、あるいは 競技中に接触したりして悪化させてしまうケースがあります。
“突出部の保護”という目的での使用でしたら有効だと考えています。

女の子なのですが、一年前からオスグッド病でかなりの痛みをうったえています。部活もずっと休んでいます。女の子でもオスグッド病になったりするのでしょうか?
分かりません。

今まで数百人のオスグッド病の子供さんをみていますが、その中でも女子というのはとても珍しいと思います。

女子のサッカーや野球の競技人口の問題もあると思いますが、骨格や筋肉の質によるものが大きいと思います。
小学生で発症した女子のオスグッド病は、経験的に治るのに時間がかかるものが多いので、早めの対処と徹底した運動制限が必要です。

機械などを使わない治療とのことですが、どういうことをされるのでしょうか?痛みはともないますか?
100パーセント手技です。

当院では、100パーセント手を使った、非常にソフト手技で筋肉をゆるめ、関節軸を整える手法で施術していきますので、まったく痛みはともないません。ご安心ください。

先日、1回、治療していただいてから、ほとんど痛みがなくなったようで子供も私も驚いています。家での普段の生活で注意することはありますでしょうか?
今の段階では、完全に治ったかどうかは判断ができませんので、痛みが完全になくなって一週間程度経過するまでは、極力、強い運動をしないようにこころがけていただければと思います。

特に自転車は、オスグッド病を悪化させるケースが多くありますので、治療期間は自転車には乗らないように徹底していただければ、改善はかなりはやくなります。
日常生活ですが、オスグッド病が完治するまでは、8時間は寝るようにし、できればお風呂にも1日2回程度入ることをおすすめします。

施術していただいたおかげで、数回で痛みがなくなり、明日から練習に復帰することになりました。練習復帰にあたって何か注意することなどはありますでしょうか?
練習復帰のタイミングについてですが、基本的には、100メートル程度を全力で走っても、その場で痛みがでなければ、徐々に練習に復帰しても大丈夫だと考えています。

ただ、オスグッド病で長く練習を休んだりしていると、必ず筋力が低下しています。
その状態で、今までと同じような練習をすると大きな負担がかかります。
できれば、初めは急激なストップ&ゴーが含まれる練習は避けるか短時間にし、徐々に練習量を増やすようにしてください。
完全に復帰して、前と同じように練習ができるまでの目安は、約30日程度だと考えていただければと思います。

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