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小周天の弊害と対処法

小周天は、体内で生命エネルギーを巡らせて、身体の痛みを緩和したり心の癒しになったりするなど、「人間が本来持っている潜在能力を引き出す」ための仙道や道教、道家の秘伝功です。

小周天をおこなうことにより、宇宙に偏在する無限の生命エネルギーを体内に取り込み、普通の人にはできないことをおこなえるようになる修行法です。

小周天をおこない、右脳を活性化させることにより、脳波がリラックスした状態などのα波やθ波の状態に保たれて、”気付き”を得ることが可能になるといわれています。

しかし、小周天をおこなうと、なんらかの弊害が起こるともいわれています。さまざまな効果が認められている小周天ですが、どのような弊害が起こるのでしょうか。

今回は、小周天による弊害と対処法について解説します。

小周天による弊害

小周天をおこなうと、身体が元気になって食欲旺盛になったり、性欲が増したり脳が冴えわったったりします。

また、身体の痛みが解消されたり、心の悩みから解放されたりすることもあります。しかし、小周天をおこなうことにより、さまざまな弊害が起こるといわれています。

たとえば、「偏差」といわれる「氣の副作用」や気の鋭敏化、陽気が体内で発生することによる体内でのエネルギーバランスが崩れることなどです。

また、気功や小周天をおこなうことにより、身体が勝手に動き出すなどの現象が起こります。

テレビなどでは、大げさに気功をパフォーマンス的にアピールするために、気功師に気功をおこなわせて気功を施した相手に偏差による現象を起こさせます。

遠隔による気功をおこなうことでも、偏差による現象は起こります。こうしたアピールをおこなうことにより、氣の存在を信じない人などには有効になるからです。

これらの弊害は小周天をおこなうことにより、必ず通る弊害だといわれています。

小周天や気功による偏差の症状

気功や小周天などをおこなうことにより、「偏差(へんさ)」と呼ばれる「氣の副作用」が生じるといわれています。

たとえば、頭痛やめまい、胸苦しさ、悪寒、熱感、胸痛、膨満感、動機、冷え、不眠、身体が勝手に動くなどの症状です。

これらの身体的偏差の症状のことを「走火(そうか)」といいます。偏差の症状は、他にも「入魔(にゅうま)」といって、疲労感や不安感、虚無感などの精神的不安が生じるといわれています。

これらの症状のことを、精神的偏差といいます。入魔による偏差は、気功で陽気が発生したときに、陽気の性質上(温かい空気のような性質)、陽気が軽くて上昇しやすいために偏差の症状が生じます。

普通の人は、気功などの訓練をおこなっていないため、気功による偏差は起こりません。

しかし、気功やヨガなどの訓練をおこなうと集中して身体の経穴や気脈に氣(陽気)が集まったり通ったりするため、偏差の症状が生じます。

また、氣の感覚が鋭敏化して、外部の悪影響(病気や欲、精神的影響など)を受けやすくなることがあります。

偏差の解消法

実は、偏差による走火の症状は、緩和することができます。

前述したような偏差が起きたときに、息を吐きながら上昇した氣を降ろしたり、大きくなった陽気を体外に放出したりすれば偏差の症状は解消されます。

ただし、この方法をおこなうには、氣をコントロールする訓練が必要です。

他にも、頭や胸などに上昇した氣(陽気)を、リラックスして身体の力を抜き、下丹田や足の裏にある「湧泉(ゆうせん)」という経穴に誘導して下げる方法もあります。

つまり、気功や小周天などをおこなう場合には、上がった氣(陽気)を下げる訓練をしておくことで、偏差を解消することができるようになります。

また、気功師が相手に対して偏差が起きるほど、大量の氣を送る必要はありません。軽く優しい氣を送るだけでも、症状は改善するからです。

中には、小さく軽い氣でも、偏差の症状が起こる人もいます。安易なパフォーマンス的に、大量の氣を相手に送ることは好ましいことではありません。

気功をおこなうことにより、気功を受ける人は「変性意識状態(トランス状態)」に入ります。

この状態が大きくなることにより、偏差が起こる人がいるようです。氣(陽気)を練る訓練をおこなっていると、氣が大きくなるために、嬉しくなって体外へ出すのを惜しむ人がいます。

これは、折角作った氣を体外へ出すと、もったいないと考えるためです。このような偏差の症状が起きたときには、すぐに覚醒させる方法をとりましょう。

たとえば、手を握ったり相手を変性意識状態から起こしたりします。相手の意識を、情報空間から現実の臨場空間に戻すのです。

偏差が起こるのは、気功師が大量の氣を相手に流しすぎるか、自分で氣(陽気)を作って体内に溜まりすぎることにより、異常に熱(陽気)を帯びて体外に放出できないからです。

偏差が起きたときには、気功師に大きくなった氣を体外に放出してもらうか、自分で放出できるようにコントロールする訓練ができていれば偏差は起こりません。

武息などの呼吸法では、強い集中力で下丹田に陽気を発生さます。この方法が間違いではありませんが、ときとして陽気が強くなりすぎて偏差を起こすおそれがあります。

陽気を作るときには、必ず意識をリラックスした状態で平常を保ち、楽な状態でおこなうことがベストです。リラックスした状態でおこなうのは、作った陽気に熱を持ち過ぎて、偏差を起こさせないためです。

また、偏差を起こさせない方法の一つに、陽気を作るときに「陰気」も体内に取り入れて体内でのバランスを取る方法があります。

これは、天地の氣を取り入れる方法です。

立禅の状態で足裏の「湧泉(ゆうせん)」という経穴から大地の陰気を取り入れるか、座禅を組んでいるときには、「会陰(えいん)」「尾閭(びりょ)」から大地の陰気を取り入れます。

空間や宇宙から陰気を取り入れるには、頭頂の「百会」や手を頭上に挙げて掌の労宮(ろうきゅう)や指先の経穴などから陰気を体内に取り入れます。

こうすることにより、体内で陽気と陰気のバランスを取ることが可能になるため、強い陽気発生による偏差が起こることを防ぐことができます。

優秀な気功師

氣について、よく理解している気功師は、氣のコントロールができています。たとえば、自分の氣を相手に施せば、自分の氣が減ってしまうため気功治療のあとにぐったりしてしまいます。

大周天など、天地から氣を取り入れて相手に施す熟練された気功師は、自分の氣を使わないためいつでも元気です。

これが、「秘伝の氣」といわれるものです。ただし、この場合の氣は大きすぎるため、相手の体内に留めておかずに体外に放出する必要があります。

感覚的には、呼吸のような感じです。このような、氣を取り入れたり出したりする身体のシステムや、氣のコントロールができていれば偏差は起こりません。

大切なことは、気功や小周天などをおこなう場合に、自分で氣のコントロールができていることです。

気功や小周天は、とても心地の良い訓練ですが、これらを踏まえて偏差が起こらないように氣をコントロールしておこなうようにしましょう。

氣の鋭敏化と気付き

氣の感覚が鋭敏化すると、さまざまな物事に気付くようになります。これは、良い面と悪い面があります。

たとえば、良い面としては「直感力」が働くようになり、物事の善し悪しを判断できるようになります。

悪い面では、外部の悪影響を受けやすくなります。たとえば、病院でのマイナスの波動や百貨店などでの欲などの波動を受けて、偏差が起こることがあります。

この対策としては、ある程度体内に陽気を維持しつつ、悪影響を及ぼす悪い気に対して陽気を放射するイメージをおこないます。

また、体内には、陰気も少し留めておきます。前述したとおり、体内に陽気と陰気のバランスを保つことが大切です。

また、身体の表面に薄いバリアのような膜をイメージで作り上げ、外部の悪影響から身体を守る方法もあります。

このように、小周天をおこなうと、さまざまな偏差による症状が生じるようです。

しかし、氣をうまくコントロールする訓練をおこなっていれば、偏差による症状を緩和したり回避したりすることは可能です。

気功や小周天を安全におこない、身体の調子や右脳開発、ストレス解消などに役立てて健康で幸せな人生を送りましょう。