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シンクロニシティの成功法則と起こし方

あなたは、「シンクロニシティ」という言葉を聞いたことがありますか?シンクロニシティとは、「意味のある偶然の一致」のことです。

誰にでも、一度や二度、シンクロニシティが起きたことがあるのではないでしょうか。中には、何度でもシンクロニシティを起こして、夢を実現されている人もいると思います。

例えば、好きな人のことを考えていたら、その人からメールがきたり、自分が欲しいと思った食べ物を思い浮かべていたところ、おばあちゃんが送ってくれたなど、大小はあるにせよ思ったことが実現化することです。

また、仕事などでトラブルが起こり、「トラブルを解決しなくては」と思ったときに、たまたまTVや本、友人との会話などで問題解決のヒントを得たなどです。

このシンクロニシティが起こることにより、あなたの夢の実現や問題解決につながり、素晴らしい人生を送ることができます。

しかし、シンクロニシティを、たくさん起こすことはできないのでしょうか。今回は、シンクロニシティの成功法則と起こし方について解説します。

シンクロニシティの成功法則

前述したとおり、シンクロニシティとは「意味のある偶然の一致」のことを指します。有名な心理学者である「カール・グスタフ・ユング」が提唱した「共時性」のことです。

どうしても因果関係の説明が難しく、単なる偶然とは思えない出来事が、とても低い確率で起きたときに使う言葉です。

また、偶然の一致とは、確率論的には「あり得ない確率で物事が起こること」を指します。

宇宙の誕生や生命の誕生が起こり、現代のように人間が進化することは、研究が進むほど確率論的にあり得ないといわれますが、このようなことを指します。

一部の科学者の間では、現代の人類が進化して存在するためには、偶然で起こることがあり得ないといいます。

そのため、専門家は人類を誕生させるための何らかの意図が働くことや、「創造主」「コスミックインテリジェンス」「グレートサムシング」などが存在する可能性も否定せずに、研究されているようです。

ユングが提唱する心理学概念のひとつに「布置(コンステレーション)」があります。

これは、一つ一つの事柄や状況が、その一つずつでは意味をなさないものが、一つのまとまりとなったときに初めて全体的な意味を示すことと、それに気付くことができるようになることを意味します。

「ゲシュタルト」による解説でも、同じような意味合いで説明します。

英語の「constellation」の意味は「星座」ですが、夜空に散らばる星々が「星座」という概念で見たときに初めて星座という言葉が成り立ちます。

このような例えで、布置やゲシュタルトについて考えてみると分かりやすいと思います。この布置が発展した形がシンクロニシティです。

なにか欲しい物を思い浮かべたり、トラブルを解決しなくてはと思ったりしてシンクロニシティが起こるということは、何らかの法則があるといえます。

実は、シンクロニシティが起こるには、潜在意識が深く関わっています。潜在意識とは、「無意識の領域」のことです。

私たちは普段、自分を認識して、さまざまな活動をおこなっています。しかし、自分を意識していない状態もあります。

例えば、眠いときや、ボーッとしてリラックスしているときなどです。自分を意識している状態を「顕在意識(けんざいいしき)」、自分が意識していない状態のことを「潜在意識」といいます。

つまり、私たちの意識は、自分を意識している顕在意識と、自分を意識していない潜在意識の二重構造で構成されています。

また、人々の意識は、つながっているといわれています。このつながれた意識のことを「集合的無意識」といいます。

シンクロニシティが起きたときには、自分の願望が潜在意識に届き、潜在意識があなたの願望を叶えるために集合的無意識にアクセスして、願望の回答を探します。

すると、集合的無意識から、あなたの願望を叶えるための必要な情報や物、人、知識などを、さまざまな形で提供されます。

これが、シンクロニシティが起きるシステムです。ユングは、さらにその奥に、自然界につながる「類心的領域」という心の領域についても説いています。

すべての人々に通じる集合的無意識の領域と、自然界に通じる類心的領域から、シンクロニシティが起こります。

雑誌や体験談などで、「もうだめだ。」と思ったときに、「大丈夫。必ず何とかなる。」と思って行動すると、必ず答えが出て最後に成功するという話しを耳にすることがあります。

こうした話しを、「奇跡」「神様からの贈りもの」「引き寄せの法則」「神のいたずら」などと例えることがありますが、自分の思いが通じるシンクロニシティによる作用が働いていると考えられます。

誰にでも問題が起きたり、何かの願望を達成したいと思ったりすることがあります。

そのようなときに、強い信念を持ちシンクロニシティが起きることにより、問題を解決したり願望が達成したりすることが可能になります。

シンクロニシティの起こし方

問題が解決しなかったり、自分の願望が達成しなかったりする原因は、今の現実を「自分が決めている」ことによります。

問題が解決しない場合には、自分が思ってもいないのに「自分でその問題をイメージ」してしまい、そのイメージが潜在意識に伝わっているのです。

例えば、あなたが「身体の調子が悪い自分」という問題を抱えているとします。

すると、その自分の状態をイメージしてしまい、潜在意識に伝わります。潜在意識には、良い悪いの区別はありません。

そのため、自分では不本意な「身体の調子が悪い自分」というイメージの情報を、集合的無意識から探し出して、それを顕在化させているのです。

その顕在化情報を、あなたは現実の世界に見いだして現実化しているのです。おかしな話しですが、自分が意図としていないイメージを、「自分で作り出している」のです。

良いも悪いも、自分の中にある「確信」で起こり、現実化するのです。さらに、確信にイメージなどをプラスさせて、行動することにより、自分の思いが「実現化」します。

これを他の言葉で例えていうなら、「引き寄せの法則」といいます。

先ずは、今の自分の状態をしっかりと「観察する」ことが大切です。例えば、「本当に自分が変わりたいのか?」見つめ直すことです。

もし、自分が本当に変わりたいのであれば、必ず変わることができます。そのためには、不本意な「今の自分を手放す」必要があります。

今の自分を手放すことができたときに、初めて自分が解放されて、自分の願望を叶えることが可能になるのです。

夢を邪魔する人から距離を置く

さて、シンクロニシティが起こる条件は、さまざまなものがあります。例えば、あなたの夢や願望を邪魔する人がいるので、そのような人とは距離を置くことです。

例えば、あなたが「私は歌手になる」という夢があるとします。

しかし、それを聞いた友人や親は、「何を言っているんだ。そんなのなれるわけないでしょ。現実をみて、真面目に仕事しなさい。」と、あなたの夢を否定して妨害します。

もちろん、彼らは親切心でいっているのでしょう。しかし、こうした助言は、ときとしてあなたの夢や願望を叶える壁として立ちはだかります。

これでは、せっかく叶う夢も叶わなくなります。また、「自分が夢を叶えられない」といって愚痴をこぼすなど、似たもの同士のグループを作り同調させる人もいます。

例えば、「俺は、○○ができなかった。お前もそうだよな。分かる分かる。仕方ないよな。」などといって、同調させる人やグループです。

こうした人やグループに合わせていると、その情報が潜在意識に働いて、夢や願望が叶わなくなります。

否定的なことを語る多くの人は、夢や願望を叶えるために行動していません。

行動もしていないのに、夢や願望が叶うことはあり得ません。多くの人は、口では「変わりたい」「成功したい」といいます。しかし、実際に行動する人は多くありません。

本当に行動した人は、成功を収めています。「俺にはできない。」「私には無理よ。」といっている人の多くは、同調を求めたり否定したりします。

逆に、夢を持っている人や行動する人に会うなどして、良い影響を受けましょう。すると、「自分にもできる」とプラス思考になり、やる気が出てきて行動するようになります。

このようなときに、シンクロニシティが起こりやすくなります。

過去に縛られないこと

シンクロニシティを起こすは、「過去に縛られない」ことです。誰にでも、失敗することがあります。

すべて成功だけが起こる人はいないでしょう。いたとしても、ごく希な人です。多くの成功者は、自分の信念を持って行動したために、夢や願望が叶うのです。

ゲシュタルトという言葉の例えですが、今現在の自分は、過去の自分を積み重ねて形成されて現実化したものです。

いつまでも失敗した過去に縛られて生きていると、そのように潜在意識が働いて変わることができません。

「あのとき、ああすれば良かった。」などと悔やんでも、現在の自分を変えることはできません。

縛られているとは、「失敗した自分を思い出しているだけ」なのです。失敗や恐怖などの体験は、脳の構造上、記憶として深く脳に刻み込まれます。

そのため、かなりの頻度で、その体験の記憶がフラッシュバックして思い出されてしまうのです。

自分の過去に縛られないようにするには、「自分を許してしまう」ことです。どうしても思い出してしまうときには、魔法の言葉「ありがとう」を使いましょう。

そのときは、自分がとても頑張っていたのです。そんな自分に対して、「頑張ってくれてありがとう」というのです。すると、失敗した過去のことは、どうでもよくなります。

人には、可能性を秘めた偉大な力が、誰にでも備わっています。本当の偉大なる自分に目覚めましょう。

自分の心を変えること

前述したとおり、シンクロニシティを起こすには、今の自分をしっかりと観察したり今の自分を手放したりすることです。

そして、自分の夢を邪魔する人から距離を置いたり、自分の過去に縛られないようにしたりすることです。

これらを実践するには、自分の心を変えることです。自分の心を変えるとは、「心を無にするということ」です。

これは、仏陀の教えである「空」「無心」と同じことです。科学的には、「空」について量子力学的に専門家は説明します。

例えば、「ゼロポイントフィールド」「量子真空」などという言葉の概念で定義付けされ、科学的視点や物理学的視点から「空」の研究が進められています。

この量子力学的研究による説明では、「空」は何もない空間ではありません。空という空間に、すべてのもの(情報)が含まれ、そこからすべてが生まれます。

そして、すべての情報とエネルギーが「空」の中に含まれている場と考えられています。さて、空や無心の状態になるには、自分をリラックスさせる必要があります。

そのためには、瞑想法などが有効です。しかし、瞑想をおこなうにも、ちゃんとした方法が必要です。瞑想でもっとも大切なことは、「呼吸をコントロール」することです。

我々の身体には、ホメオスタシス(Homeostasis)という機能が常に働いています。日本語では、「恒常性維持機能」といいます。

ホメオスタシスは、体温や血糖値、循環系、代謝、呼吸、内臓、血液の酸性度など、生理現象を一定に調節する恒常性を維持する機能です。

私たちの身体は、「脳幹」がコントロールタワーとなって、「自律神経」に命令を下して、常時身体の機能が活動しています。

そのおかげで、我々は病気にならずに、健康に生活することができます。ホメオスタシスは、私たちが自分の意思で「動け!」といって身体を動かしているわけではありません。

いわば、勝手に活動しているのです。それでなければ、私たちは生きていくことができないからです。しかし、唯一、自分の意思でコントロールできるホメオスタシスが「呼吸」です。

私たちが意識していないときには、呼吸も他の器官と同じように機能していますが、意識して呼吸をコントロールすることも可能です。

息を吸ったり吐いたりする呼吸のことを、「外呼吸」といいます。

体内で、送られた酸素を細胞が取り込み、栄養素を燃焼させてエネルギーに変えたり二酸化炭素(CO2)を排出したりして肺に戻すことを「内呼吸」といいます。

私たちは、焦ったり恐怖を感じたりすると、呼吸が速くなります。すると、脳や身体が緊張して正常な判断ができなくなったり、胸が苦しくなったりするなどの悪影響がでます。

呼吸は、意識してコントロールできるため、このようなときやリラックスしたいときなどに有効です。

ゆっくりとした呼吸法ができると、心と身体のバランスが整い、心身共に楽になります。

また、焦ったり恐怖を感じたり心配事があったりすれば、シンクロニシティは起こりません。シンクロニシティは、リラックスした状態ではじめて起こるのです。

さて、瞑想法ですが、禅寺でおこなわれるように「結跏趺坐(けっかふざ)」「半跏趺坐(はんかふざ)」などの姿勢を、無理におこなう必要はありません。

例えば、膝が悪いのに、無理矢理結跏趺坐をおこなえば、痛みのことばかり考えてリラックスすることはできません。

また、「施無畏印(せむいいん)」「与願印(よがんいん)」「定印(じょういん)」「智拳印(ちけんいん)」「説法印(せっぽういん)」「触地印(そくちいん)」「来迎印(らいごういん)」などの印相(いんそう、いんぞう)をおこなう必要もありません。

半眼半口も同じです。「何事にもとらわれずに」呼吸法をおこなうことが大切です。ただし、大切なのは、姿勢や呼吸、観察、止観などです。

瞑想をおこなうときの姿勢は、背筋を伸ばして、猫背にならないようにすることです。

誰でも、座っていると身体が丸くなりがちですが、背中が丸くなると呼吸がしづらくなり、酸素の取り込みや二酸化炭素の排出も悪くなります。

感覚としては、頭頂を糸でつるし上げるようなイメージで姿勢を正すような感じでおこないます。呼吸は、鼻から息を吸って、鼻から息を吐きます。

慣れないかも知れませんが、最初にこれ以上吐ききれないというところまで、息を吐きます。次に、自然にゆっくりと息を吸います。

さらに、「逆腹式呼吸」といって、息を吐いたときにお腹を膨らまして、息を吸ったときに胸を膨らまします。

呼吸法に慣れてきたら、自分の呼吸をよく観察しましょう。鼻から息が入って気道を通り、肺一杯に酸素が取り入れられている。

次に、肺の息が気道を通り、鼻から抜けていく様です。だんだんと呼吸をゆっくりおこない、心身共に落ち着いた状態にしていきます。

「止観」とは、自分を止めて観るという意味です。幽体離脱して、はたから自分を見つめるのです。

仏教などで、止観という言葉が使われますが、今の現状をリラックスして見つめることにより”気付き”が得られます。

つまり、自分の夢が叶えられない原因などを、瞑想で止観することにより気付けることになるのです。

原因が分かったら、あとは修正して成功するために行動するのみです。ほとんどの人は、勉強や仕事などに追われ、何事も気付けずに一生を終えます。

瞑想法をおこなうことにより、”気付き”を得ることが可能になります。

この落ち着いた呼吸法ができると、シンクロニシティが起こりやすくなります。瞑想法は、1日10分~30分くらいは、おこなうようにしましょう。

基本的に、毎日瞑想をおこなうことが大切です。また、瞑想をおこなうときに、お香を焚いたりリラックスする音楽などを聞いたりして、瞑想をおこなってもいいでしょう。

瞑想は、シンクロニシティを作り出すための、とても有効な手段の一つです。たくさんの有名人が実践して成功するなど、各研究機関でも瞑想による科学的効果を発表しています。

あなたに合った瞑想法を実践してシンクロニシティを起こし、楽しく有意義な人生を送りましょう。