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脳科学における夢を叶えるスコトーマの外し方

あなたは、今の自分に満足していますか?満足している人は、大丈夫ですね。

しかし、「今の自分は本当の姿ではない」「どうして自分の人生がうまくいかない」「もっと変わりたいのに変われない」などと思っている人は世の中にたくさんいます。

ほかにも、今の自分に満足できずに変わりたいと思っているのに変われなかったり、何らかの成功を収めたいのにどうしたらいいのか見つけることができなかったりする人もいます。

なかには満足いかない自分に気付いて、自己啓発の本を読んだり自己啓発セミナーに参加したりする人もいます。

しかし、それでも結果を出せない人は、自分の中に「スコトーマ」があるからなのかもしれません。

スコトーマとは、脳科学や心理学などで「心理的盲点」「認知的盲点」などという意味合いで使用されている言葉です。

自分のスコトーマを外すことができると、さまざまなことに気付けるようになり、成功を収めることが可能になります。

今回は、脳科学における夢を叶えるスコトーマの外し方について解説します。

スコトーマとは

「スコトーマ」とは、元々眼科医が使用していた言葉で、元々は目の構造上「どうしても見えない暗点(盲点、もうてん)」のことを指す眼科の用語でした。

近年では、スコトーマを心理学用語としても活用されています。

機能脳科学者の苫米地英人博士は、心理的に物事が見えていないことも関係するという意味合いをプラスさせて、「心理的盲点」として数々の著書でスコトーマについて解説されています。

スコトーマは、視覚から得た情報だけでなく、他の聴覚や触覚など全ての五感から得た情報により起こります。

私たち人間は、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)から受け取ったさまざまな情報を、「自分にとって必要か必要でないか」脳が瞬時に認識して物事を判別しています。

新たに得られた五感の情報は、今まで過去に受けたさまざまな情報である「情動記憶(じょうどうきおく)」と、五感から得た新しい情報を統合して脳が認識します。

私たちが見ている世界は人により全く異なり、隣の人が自分と同じように何かを見ていたとしても、見えているものは全く違ってきます。

それは、人間一人一人が持つ物事の重要度や、自分にとって緊急性が高いもの以外を見ようとしない(見えていない)脳の構造上の仕組みにより物事の見方が違ってきます。

また、脳は複雑な物事の認識処理能力があり、複雑に物事を判断しています。

そのため、たとえ自分にとって有益な情報を五感から得たとしても、必ずしも自分が満足する情報として捉えることができるとは限りません。

なぜなら、新しく有益な情報を脳が受け取ったときに、過去に受けた自分にとって不快な情報やネガティブな情報と一度照らし合わせます。

そのとき、照合した情報が自分にとって必要ではない、有益ではないと脳が認識することもあるため、有益な情報だとしても理解できない場合もあります。

五感から受けた情報が、自分にとって必要ないと判断すれば、その情報は瞬時に脳内からスルーします。

スコトーマが生まれる要因は、「自分にとって必要がない」「自分にその知識がない」の2つから生まれます。

例えば、何万年も前の原始人に対してボールペンを渡しても、ただの棒にしか見えません。

それは、原始人には物を書くという概念(知識)がないからです。つまり、ボールペンで物を書くという知識がないからです。

つまり、自分が重要でないと判断したりある物事に執着しすぎたりすると、周りの物事が自分の固定概念で見えなくなります。

前述した苫米地英人博士は、ご自分の著書である「残り97%の脳の使い方」で説明しています。

例えば苫米地博士は、「人は自分にとって重要なものしか見えない」「人は見る準備をしているものしか見えない」「一つの情報に集中してしまうと、他の情報が見えなくなる」と述べられています。

自分自身を変えたいと思う人は、一度今までの情報(生き方、仕事、環境など)を紙に書いたり見つめたりして整理してみましょう。下記に整理する内容について記述します。

 

・今おこなっている仕事(趣味や勉強などなんでも)は本当にやりたかったことか?

・今おこなっている仕事(趣味や勉強などなんでも)は心から好きなこと(嬉しい)か?

・今おこなっている仕事(趣味や勉強などなんでも)は本当に自分に必要なことか?

 

これらの内容について、自分に本当に必要なことなのか、しっかり自問自答してみましょう。すると、案外自分が本当に心から求めていることではなかったことに気付くことがあります。

家族や先生、友達などに言われてなんとなく何かを(仕事や趣味など全ての物事)はじめたけれど、本当は自分には必要のないもの(仕事や勉強など)かもしれません。

取り敢えず、これらの質問に対して自問自答してみましょう。

もし、「本当の自分と違う」のであれば、本当に自分がやりたいことに何らかの方法で気付いて、本当に心からやりたいことを楽しんで挑戦してみましょう。

すると、今まで見えなかったスコトーマが解けて固定概念から解放され、自分にとって有益な情報がどんどん見えるようになります。

見えているようで見えていない情報

見えているようで見えていない情報について、家に置いてある置き時計や腕時計などで考えてみましょう。

多くの人が腕時計を持ち、自分が好きなデザインやメーカー、値段などを考えて購入します。

時計のデザインは、購入時の自分が欲しい理由の重要なポイントになりますが、多くの人はなぜか購入後時計のデザインをあまり覚えていません。

試しに、今自分で時計を見ないようしして、時計のデザインをイメージしてみましょう。多くの人は、自分の時計のデザインを正確に答えることはできないでしょう。

なぜなら、時計は時間を見るものであり、デザインを見るものではないからです。我々の脳は、時計を見るときに「今現在の時間を見るため」の、時間を表す針しか見ていないのです。

そして、それ以外のデザインなどの情報は、今現在で自分に必要のない情報だと脳が排除してしまいます。

これは、脳の情報処理の機能上から起こる作用で、多くの人は物事を一つの側面でしか捉えることができません。

置き時計も同じで、何かに集中して物事をおこなっていると、置き時計の音は聞こえてきません。

例えば、人の話を聞いていたりテレビを集中して見ていたりするときに、置き時計から聞こえる秒針の「チッチッ・・・」という音はまったく気になりません。

よく耳を澄まさないと、時計の秒針の音がわかりません。彼女と外でデートしているときに、彼女と話していて他の歩いている人や看板を目にしても気にしていません。

何故なら、あなたは彼女の美しい顔ばかり見ているからです。

このように、時計に限らずあらゆる物事に対して、脳は今現在に必要とされる情報のみ認識しています。このたとえ必要だとしても、見えていない心理的盲点のことを「スコトーマ」といいます。

自分のスコトーマはどこから生まれてくるのか?

前述したとおり、スコトーマは、今まで生きてきた中で生まれた過去の強い情動記憶(固定概念)から生まれます。

「もっと違う自分に生まれ変わりたい」「お金持ちになりたい」「女優になりたい」「成功したい」などと思っていても、スコトーマがあるために有益な情報を気付けなくなっています。

それでは、自分のスコトーマはどこから生まれてくるのでしょうか。

話しは変わりますが、アメリカの心理学者による研究では、人間は1日に約6万回思考していといわれています。

そのうち、95%が昨日と同じことを考えていて、80%がネガティブなことを考えているといわれています。

例えば、「朝眠いから起きたくない」「雨だから仕事や学校に行きたくない」など、よく考えると一日中ネガティブなことを考えています。

なぜネガティブなことばかり考えているのかといえば、人間は動物のなかでも特に記憶力に優れた動物だからです。

この優れた記憶力は、弱肉強食の原始時代に、常に身の危険にさらされていたことまでさかのぼります。

原始時代の人間は、外敵から身を守るためにネガティブ情報をすぐに察知する能力が必要だったのです。その昔の情報が、私たち現代人にも脈々と遺伝子情報として受け継がれているのです。

その昔に、生きるために必要だった「ネガティブな思考」がもとで、現代の生活でもスコトーマが生まれているといわれています。

下記に、スコトーマが生まれると思われる状況について記述します。

 

・常日頃、自分が嫌だなぁと思ってやっていること

・仕事や勉強など、やりたくないのにやらなければいけないと感じていること

・何かをやっていて「これは違う」と思っていること

・何かをやっていて「楽しくない」と感じていること

・日頃から何かおこなっていることで自分が窮屈に感じていること

 

これらのことを普段感じているようなら、あなたの心にスコトーマが生まれている可能性が大きいでしょう。

仕事や勉強などをやりたくないのにやることで、「仕方がないので頑張る」という意識が生まれます。

「頑張る」ということは、やりたくないのに「やらなければいけない」という意識で物事をおこなっています。

「~しなければならない」と思う気持ちは、半ば自分への強制力になり身体や心が緊張して、交感神経が優位になります。

それにより、IQが低下してしまい、何かをおこなうパフォーマンスも下がります。それにより、なかなか仕事や勉強などで結果が出ないという状態に陥るのです。

仕事でもスポーツでも成功している人は、楽しんでやっているように感じます。

今の間違った状態(本当の自分ではない状態)を脱却するには、スコトーマが生まれる状況(固定概念)を壊して、ポジティブ思考になる必要があります。

そのためには、ネガティブな思考を忘れる力「忘却力」を持つことがポイントです。

「思考の整理学」の著者である言語学者の外山 滋比古先生は、「頭をよく働かせるには"忘れる"ことがきわめて大切である」といいます。

脳科学的にも、ネガティブなことをずっと思っていると身体や心が緊張するため、できることもできなくなってしまいます。

忘却力を強くするには、紙にメモしたり言葉にして何度も言ったりすることがポイントです。

メモをするのは、物事を書き留めることで脳は「もう記憶しなくていい」と安心して、忘れることができるからだといわれています。

発明などで有名なエジソンやアインシュタイン、ダ・ビンチなどは、メモ魔だったそうです。

居心地の良いコンフォートゾーンとスコトーマ

私たちの脳は、今ある現状が自分にとって楽な環境で慣れ親しんだもので、その心地良い状態を重要だと判断します。

例えば、毎日しゃべっている日本語は常に使用して慣れているため、脳は重要だと判断します。

ところが、まったく知らない外国語は慣れていないため、脳はあまり重要だと判断しません。

このように、自分にとって心地良く、慣れ親しんだ現状の状態のことを「コンフォートゾーン」といいます。

言葉だけでなく、食事や家族、友人、学校、会社などで現在進行形として進む、全ての空間にコンフォートゾーンが生まれます。

私たちは、この慣れ親しんだ現状(コンフォートゾーン)の中にいると、自分が変わりたくて見たい(気付きたい)のに見えないこと(見えていないこと)がたくさんあります。

私たちは、コンフォートゾーンの中に居るととても居心地が良く、あんしんできる状態です。

しかし、コンフォートゾーンの外側は居心地が悪いためスコトーマが生まれて、自分に必要な物事を見ることができません。

これは、私たちが持っている「恒常性維持機能(ホメオスタシス)」という現状を維持する機能が大きく関係しているからです。

そのため、私たちは無意識に自分が作ったコンフォートゾーンからいつまでも抜け出せないのです。

通常、恒常性維持機能という言葉は、心臓や内臓を無意識に動かす機能として医学的用語として使用されている言葉です。

しかし、私たちが現状を維持しようとするコンフォートゾーン(居心地の良い空間)などの心理的機能としても、恒常性維持機能が働いていると苫米地英人博士はいいます。

コンフォートゾーンの内側は心地良いので、「本当の自分とは違う」「今の状況は自分が嫌いな状態だ(自分には必要ない)」と思っていても、私たちはコンフォートゾーンの内側に留まろうとします。

例えば、お金が無くてお金を欲しいのに「私はお金がなく貧乏だ」と常に言っている人は、自分にはお金がなく貧乏だという「自分のコンフォートゾーン」を作ってしまっているのです。

「自分が貧乏」だというコンフォートゾーンは、その人が小さなときから貧乏な環境で育った環境によるものです。

知らず知らずのうちに「私はお金がなく貧乏だ」というコンフォートゾーンを、幼少期のころから、無意識のうちに作ってしまっていることが原因だと考えられます。

これは、「私はお金がなく貧乏だ」ということを宣言する間違ったアファメーションを、無意識のうちにおこなっていたのです。

私たちはお金に限らず、愛や友情、仕事、環境など、全ての物事に対して、それぞれの自分のコンフォートゾーンを作ります。

そして、その「自分があんしんできる状態」を作り、恒常性維持機能によりその状況からなかなか抜け出すことができません。

しかし、本来の自分と違うコンフォートゾーンを何らかの方法により崩すことにより、それまでスコトーマで見えなかったさまざまなことが見えるようになります。

これを「気付き」といいます。コンフォートゾーンが少しズレてスコトーマが外れることにより、自分が成功するためのゴールに近づくことができるようになるのです。

また、自分のコンフォートゾーンを広げて居心地の良い領域が広がれば、安心して仕事や勉強などをおこなったり気付きを得たりして成功に近づくことができます。

自分自身が居心地が良いと感じる領域では、物事を冷静に判断することができるため、スコトーマはうまれません。

コンフォートゾーンが狭いと、どうしても居心地が悪く視野が狭くなり、何をおこなうにしても失敗してしまいます。コンフォートゾーンを広げて、成功する道を進みましょう。

アファメーションとコンフォートゾーンの広げ方

コンフォートゾーンを広げるには、最初に具体的な期限や目標を決めることがポイントになります。

コーチングなどでも共通することですが、具体的に目標を定め言語化して自分で意識することは、成功を実現するための有効な手段になります。

この流れのことを「アファメーション」といいます。アファメーションには、宣言することやイメージするなどの意味があり、自分の「目標を肯定的に断定する」ことです。

ダイエットを例に挙げて、アファメーションやコンフォートゾーンの広げ方について考えてみましょう。

ある女性Aさんが年始に、「夏までにビキニの似合うスリムな体型になるために10kg痩せる!」とアファメーションします。

しかし、Aさんは、お菓子やケーキが大好きです。今までは、毎日甘い物を食べていました。

何も考えずに、毎日日課のようにお菓子やケーキを食べているのは、自分が安心できる心地良いコンフォートゾーンの内側にいるために甘い物を食べてしまうのです。

Aさんは、今まで何度もダイエットに挑戦してきましたが、いつも失敗して挫折していました。

なぜならAさんは強い意志の持ち主なのですが、大好きなお菓子やケーキを一切絶つことが失敗の原因だったのです。

Aさんは、お菓子やケーキが大好物であり、いきなりこれらの甘い物を絶つと禁断症状が出てしまい、逆に他の物をドカ食いしていたのです。

それにより、何度もダイエットを挫折していました。

今回のAさんのダイエットではこれまでと違い、ダイエットを失敗しないために「週に一度は甘い物を食べてもいい日」を決めてダイエットをおこないました。

つまり、段階的にダイエットをおこなったのです。

すると、Aさんは甘い物をまったく食べてはいけないわけではないという安心感が心のなかで生まれ、程良い食事制限ができるようになり、身体や心がダイエットに慣れていったのです。

すると、あれだけ毎日食べていた甘い物をかなりコントロールできるようになっていきました。

甘い物を食べてはいけないわけではないので、食べたいときに食べるし食べたくないときには食べないと、うまく自分でコントロールできました。

結果として、Aさんは甘い物を食べる回数がかなり減り、夏までに8kgのダイエットに成功しました。

コンフォートゾーン拡大失敗の原因と改善例(ダイエット)

必ず、コンフォートゾーンの拡大が成功する人ばかりではありません。なかには、コンフォートゾーン拡大に失敗する人もいます。

コンフォートゾーンの拡大に失敗する人の原因は、拡大範囲の大きさやスピードを早くしすぎることです。

Aさんが今までダイエットに成功しなかったのは、強い意志で完全に甘い物を食べないという方法をおこなったからです。

毎日食べるほど甘い物が好きだったので、それを止めることはとても大きなストレスになっていたわけです。

少しずつ身体や心を慣らしてダイエットをおこなえば、無理なくダイエットが成功できたのです。

ですので、コンフォートゾーンを拡大するには、少しずつ身体や心を慣らしていきながらコンフォートゾーン拡大をおこないましょう。

コンフォートゾーン拡大や何かに取り組んで失敗したときに、自分を責めすぎることの拡大を妨げます。

確かに、コンフォートゾーンの拡大に失敗するには、自分の責任もあるでしょう。しかし、自分の努力だけが原因だとは限らず、別の原因もあるはずです。

いくら努力しても成功しない場合には、コンフォートゾーンの拡大方法に問題があることも考えられます。

そんなときには気持ちを落ち着けて、問題点を探してみましょう。問題点を探すには、瞑想や気功などをおこなうと効果的だといわれています。

 

いきなりコンフォートゾーンの拡大をするのが難しい人は、少しずつ小さな成功を積み重ねる方法も一つの拡大方法です。

例えば、前述したダイエットも1週間で0.3kgなら「夏までに10kg痩せる!」と思ってダイエットするよりも気が楽です。

このくらいの減量設定なら、気軽にダイエットに取り組めるはずです。つまり、無理のない方法で少しずつコンフォートゾーンが広がったために、ダイエットに成功したのです。

さまざまなコンフォートゾーンの広げ方

ダイエットを参考にコンフォートゾーンの広げ方について解説しましたが、ほかにもさまざまなコンフォートゾーンの広げ方があります。

下記にさまざまなコンフォートゾーンの広げ方について記述します。

日記やメモを書いて自分を見つめ直す(気付きを得る)

日記やメモを書いて、自分の今の環境や状態、やりたいこと、成功したいことなどを具体的に列挙します。

さらに、どのようなことが「自分が心地良く感じ」ていて、どのようなことに不安や恐怖、脅威、リスクなどを感じるのか書いてみます。

例えば、デパートやホームセンターなどの人混みの中に行くことが苦手な人なら、そのように日記やメモに書いていきます。

その書いた内容を読み返して、どうしたら「人混みの中が苦痛でなくなるか?」考えて、対策を練った上で一歩踏み出します。

例えば、小さなスーパーなら問題がないので、徐々に大きな場所に行って身体や心を慣らして、デパートなどの人混みの中でも大丈夫な状態になれていくような感じです。

このような自分が苦手だと思ったり不安に思ったりすることは、無意識に感じていることなので、自分で気付こうと思ってもなかなか気付くものではありません。

前述したことについて、何か自分で気がついたらどのようなことでも、すぐにそのことを書く癖をつけましょう。

また、「自分が将来なにをやりたいかリスト」をたくさん書き出すこともコンフォートゾーンの拡大につながります。

本当に自分がなにをやりたいか?気付くことにより、ゴール設定をおこなうことが可能になります。

日常生活に変化を加えてみる

私たちは、日々の生活をコンフォートゾーン(心地良い状態)により、なんとなく過ごしてしまいがちです。

自分が変わりたいのであれば、この心地良いコンフォートゾーンを変える(広げる)必要があります。

そのためには、何か環境を変えることも一つの方法です。

例えば、過去にスポーツや音楽活動、絵を描く、ダンス、幼少期に熱中していた遊びなどをおこなっていた人は、もう一度それらの活動を始めてみるのです。

これらの活動は、多くの人は自分が好きでやっていたことです。好きで無ければ、すぐに止めていたでしょう。

また、食事でいつも同じような食べ物ばかり食べていた人は、違う物を食べてみましょう。奮発して、少し高級な食べ物を食べてみることも良いかもしれません。

今まで安い食べ物を食べていた人は、高級な食べ物に抵抗があるでしょう。

しかし、多くの高級な食べ物には農薬や化学肥料を使用しない美味しい野菜などの食材を使用していたり、ホルモン剤や抗生物質などを使用しない安全な肉や魚を使用しています。

そのため、野菜や肉・魚などの本来の美味しさを味わったり、さまざまな手間暇をかけた料理技法による料理の美味しさを感じたり、テーブルマナーなどを学んだりできます。

こうしたことを学んだり、身体に良い物を食べたりすることは、かなり自分のコンフォートゾーンを広げることにつながります。

それにより、新たな気付きを得て、自分が成功するためのヒントが得られるでしょう。

ほかにも、通勤や買い物に行くときにいつもと同じルートを行かずに、違ったルートで行くと何か自分にプラスになる発見があるかもしれません。

家の家具の配置を変えたり、違う音楽を聴いたり、自分の着ているものを変えたりすることもコンフォートゾーンの拡大につながります。

何か違う集まりやセミナーに参加することも、コンフォートゾーン拡大につながり、新たな視点を得て自分を変えることにつながります。

相手を敬う心と自分に自信を持つ

コーチングでは、クライアントに対して「自分がどうしたいのか?」気付かせるサポートをおこないます。

コーチングと同じように、相手を敬い相手の素晴らしいところを伝え、さらに自分の思うところを相手に教えて「気付き」を与えてあげましょう。

こうしたことを常時おこなっていると、そのことが当たり前になり、相手が変わることにより自分も変わっていくため、Win-Winでコンフォートゾーンが拡大していきます。

人は誰でも褒められると嬉しいものです。相手の素晴らしいところと相手について自分が思うことを伝えてあげ、お互いのコンフォートゾーンを拡大していきましょう。

まとめ

普段、だらだらと同じような生活をしていると、時間はあっという間に過ぎてしまいます。

こうした時間を過ごしていると、「本当に自分が何をやりたいのか?」気付きを得ることができません。

もし本当に自分が変わりたいのであれば、ほんの少しでもいいので、1日一つ何かを変えてみましょう。

すると、思いがけないラッキーなことが起こることがあります。「シンクロニシティ」とは奇跡の偶然のことですが、何かが変わらないかぎりシンクロニシティは起こりません。

世の中で成功を収めた人は、人と違うことをおこない一歩前に踏み出したので、シンクロニシティが起こり成功を収めているのです。何もしない人に、成功は訪れません。

また、どんなことがあっても、自分は素晴らしく優秀な人間だと信じましょう。「私はなにをやってもダメだ」と自分を否定する人は、成功することは難しいでしょう。

心理学的に自尊心(じそんしん)のことを「セルフ・エスティーム(self-esteem)」といいます。

自尊心が高い人は、常に肯定的に物事を捉え、成功するチャンスをつかむことができます。

日本人は、自尊心が高い人が少ないといわれています。成功する人は、自分に自信と誇りを持ち、常にポジティブな考え方をしています。

頑固や負けず嫌いの人は、ある種コンフォートゾーン内に留まっている状態のことです。

ある一面において(物事を集中しておこなうなど)はとても素晴らしいことですが、その反面他の良い面を気付けることができていない可能性があります。

こうした人も少しだけ考え方を柔軟に考えることができれば、より良い方向へ物事を捉えることができるので、さらに良い結果を生み出すことができるでしょう。

コンフォートゾーンを広げることができれば、人生を楽しく成功した人生を送ることが可能になります。一歩前に踏み出して、自分の人生を歩みましょう。