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寝違えの原因(枕など)と対処法

朝起きたときに、首が固まっていて、「痛みで首を動かせない」という症状を経験した人も多いのではないかと思います。

一般的に、この症状のことを「寝違え」といいます。寝違えはとても辛く、朝寝違えになると1日が憂鬱で仕事や勉強に身が入りません。

しかし、どうして「寝違え」のような症状が起こるのでしょうか。寝違えは、何が原因で起こるのでしょうか。今回は、寝違えの原因(枕など)と対処法について解説します。

寝違えとは

私たちは、朝起きて首が痛む症状のことを「寝違え」といいます。寝違えは、医学的には「急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)」といいます。

寝違えになると、首に強い痛みが走るために、首をスッと動かすことができなります。また、首の痛みだけでなく、肩や背中、腕なども痛みや張りなどの症状が起こる場合もあります。

通常は、寝違えになっても3日前後で自然に治るといわれています。しかし、寝違えの症状がひどくなると、1週間以上痛みが続いたり肩や腕などにしびれが起きたりすることもあります。

寝違えの原因

一度寝違えになると、痛みで首がうまく動かせなくなりますが、なぜこのような症状が起こるのでしょうか。

寝違えの原因は、一般的には首の筋肉の炎症やコリが原因だといわれています。

例えば、首の筋肉が凝っている状態で寝ているときに、無意識に無理な姿勢をとってしまい首の筋肉に炎症が起きて痛みが生じます。

もちろん、他にも原因はありますが、下記に首の筋肉が凝る原因について記述します。

普段の悪い姿勢

普段足を組んだり横座りをしたり、手枕をしたりして、自分で姿勢を崩す人が多いくいます。

その結果、首や肩まわりの筋肉に大きな負担がかかるため、寝違えの原因となる首のコリや炎症を引き起こしやすくなるといわれています。

首の周りには、首を守るためにさまざまな筋肉が付いています。例えば、首から肩にかけて「僧帽筋(そうぼうきん)」といわれる大きな筋肉があります。

首の前側には、「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」という筋肉が、耳付近から鎖骨にかけて付いています。

これらの筋肉群は、身体の中でも最も重要な頭部(約5キロ~6キロ)を支える重要な役割を担っています。

頭部は、全体重の約10%にもなり、脳から指令を受けて身体に命令を下すため、その頭部を支える首は毎日大きな負担がかかっています。

元々、さまざまな筋肉で頭部を支えているため、普段から正しい姿勢を保っていれば問題はありません。

しかし、前述したような手枕や足を組むような姿勢をすることにより、身体全体の姿勢が崩れてしまいます。その結果、これらの筋肉に負担がかかりすぎて、首の筋肉が凝りやすくなってしまうのです。

首の筋肉の血行不良

近年では、仕事や勉強などでパソコンやスマホを使用する機会が多く、その分首に大きな負担がかかっています。

すると、首の筋肉が疲労して筋繊維の間に張り巡らされている毛細血管が圧迫を受けます。毛細血管が圧迫を受けると血流が阻害されるため、血行不良が起こります。

血液の中には、筋肉を動かすために必要な酸素を運んだり、組織細胞などへ送るビタミンやミネラルなどの栄養素を運んだりしています。

血行不良が起こることにより、酸素や栄養素が運ばれず筋肉に疲労がたまり、寝違えが起こるコリが起こりやすくなってしまいます。

日常生活で受けるストレス

私たちは、日常生活でさまざまなストレスを毎日受けています。ストレスもさまざまで、勉強や仕事、友人関係、家族関係、恋人、趣味などです。

自分ではストレスだと思っていなくても、身体はストレスを受けると力が抜けず、首に力が入って寝違えのコリなどの原因になっていることがあります。

例えば、寝ているときに歯を食いしばったり、手に力を入れていたりするような状態で寝ているようなことです。

歯を食いしばったり手に力を入れていたりすれば、首にも力が入って緊張している可能性が高くなります。

このような状態では、首や肩まわりの筋肉が緊張して固まっているので、寝違えが起こりやすくなります。

首の形に合わない枕が原因

寝違えが起きている場合には、首の痛みと同時に肩こりも起きています。その原因として、首の形状に合っていない枕を使用していることが挙げられます。

首の形状に合っていない枕を使用すれば、首の神経を圧迫するために寝違えが起こります。首の骨(頸椎、けいつい)は、7つの椎骨(ついこつ)で構成されています。

頸椎には、脳から身体全体へつなぐ脊髄神経が通っています。脊髄神経は脳からの命令を、神経を通して各器官に伝える重要な役割を担っています。

私たちの身体は寝ている間に修復しようとしますが、柔らかい敷き布団や枕を使用すると身体が歪んでしまい、うまく修復することができません。

首の正しい形状は、立っている状態でも寝ている状態でも、なだらかな前傾した状態が正常です。

ところが、テンピュールや羽根枕、低反発枕などは頸椎のなだらかな前傾した状態を壊してしまうため、首の神経を圧迫して痛みや違和感、コリなどが起こります。

仰向けで寝た場合、首の形状が壊れないようにするには、かまぼこ型のような形状の枕が正常ななだらかな前傾した首の状態を保てます。

また、人間は何度も寝返りを打つため、横向きになっても頭が下がらないような枕が望ましいといえます。

仰向けで頸椎のなだらかな前傾した状態を壊さずに寝返りをスムーズに打てるように開発されたのが頸椎牽引枕「夢のトキ」です。

柔らかい枕は頸椎の形状を壊してしまうため、気をつける必要があります。また、高い枕や低い枕も柔らかい枕と同様に気をつける必要があります。

高い枕を使用すると、就寝時に呼吸しているときに気道が塞がれて、呼吸が苦しくなったりいびきをかきやすくなったりします。低い枕は、スムーズに寝返りを打つことができません。

寝違えを起こしている多くの人は、普段の姿勢や休息を取らないこと以外に、枕が合っていないことにより首に炎症を起こしていると考えられます。頭の重量は約5kg~6kgです。

仕事や勉強などで頭が前傾すると、首にかかる負担はこの3倍~4倍にもなります。寝違えが起きた場合には、さらに首を悪化させてしまいます。

そうならないためにも、人間が本来有している首の正しい形状を保てる枕を選ぶ必要があります。人間は、普通の人で毎日6時間~8時間寝ています。

そのため、いかに良い状態で寝ることができるかで、寝違えや肩こりを解消できるか悪化させるかが決まります。正しい形状を保てる枕を使用して、安眠できるように心掛けましょう。

寝違えの一般的対処法

一般的な寝違えの対処法は、寝違えが起きたときに炎症がある場合には、保冷剤や湿布、氷をパックに入れてタオルで巻いて患部を冷やす方法です。

他には、ツボ(経穴)を刺激する方法です。寝違えになった場合に効くといわれているツボは「落枕(らくちん)」というツボを押します。

中国語で落枕は、寝違えのことを指します。落枕は、両手の中指と人差し指が交差する手前の甲のくぼみです。この場所を、1回10秒間を3セット押すことにより、寝違えに効果があるといわれています。

寝違えのときにやってはいけないこと

寝違えになったときに、強いマッサージなどはおこなってはいけません。身体は脳が支配しており、無理矢理おこなわれた治療方法に対して身体を守るために、身体に防御する命令を出します。

その結果、患部周辺の筋肉が緊張して痛みが慢性化するため、痛みが続くと考えられます。

痛みをともなう無理なマッサージやボキボキする整体、ストレッチなどは、さらに痛みを悪化させる原因となります。

また、寝違えになって何らかの治療をおこない、2週間以上経過しても痛みが減らない場合には治療方法が間違っている可能性が高いといえます。

例えば、マッサージや指圧、ストレッチボードによるストレッチ、アイシング、湿布、痛み止め、電気治療(ドップラー波電療法、干渉波など)の治療方法です。

これらの療法も、強い痛みを伴うようなマッサージなどと同じように強制力と脳が判断している可能性があります。

寝違えに対するあんしん療法の見解

脳は寝違えが起きたときに、それ以上悪くならないように患部を硬直させて守ります。そのために、脳は強い刺激を強制力と判断するのです。

また、一般的にそれほど強い刺激だと思われていない治療方法でも、脳は身体を守ろうとします。身体はとても繊細で、ほんの僅かな刺激でも強制力と判断します。

逆に、脳にあんしんできる信号を送ると、即座に患部の緊張を解いて痛みや違和感などを解消させます。

どのような疾患でも、治る過程に違いがでてきますが、重度の疾患でも脳や身体に対して適切な働きかけをおこなうことにより、健康改善する可能性は十分にあります。

「あんしん療法」では、なるべく本人の早い改善を目指し、早期復帰できるようにアプローチさせていただきます。

人の身体は、生きている限り必ず改善します。自分の身体や心を信じて、生活するようにしましょう。また、あんしん療法の施術による改善例を紹介しますので、参考としてください。