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花粉症の原因とメカニズム

毎年、2月くらいから花粉症になる人が多くいます。花粉症とは、花粉などの「アレルゲン」が原因で起こるアレルギー反応のことです。

この季節になると、TVや雑誌、新聞などのメディアでも花粉の飛散時期や対策、原因などについて取り上げられます。

また、メディアでは、取り上げられたテーマに絡んだCMを流して製品を販売します。しかし、花粉症の原因やメカニズムはどのようになっているのでしょうか。

今回は、花粉症の原因とメカニズムについて解説します。

花粉症の原因

花粉症の原因は、スギやヒノキなどから放たれる花粉が抗原(こうげん)となって起こる「アレルギー疾患」です。

身体は、体内に侵入してきた花粉などの外敵を異物とみなし、人によっては過剰な反応を起こします。この反応のことを「アレルギー疾患」といいます。

通常は、花粉が鼻から入ると、くしゃみで体外に吹き飛ばしたり、鼻水で洗い流そうとしたりします。

ところが、アレルギーによる反応により、異物に対して身体が過敏になりすぎる体質になることで症状がひどくなります。

花粉症の原因は、特にスギ花粉が原因物質として挙げられます。スギは、昭和30年代の戦後に、山々の森林が焼かれた場所に、大量の人口杉を植えられたことから始まります。

杉林は、日本国土の約12%を占めています。そのため、大量のスギ花粉が日本国中にまき散らされるのです。

実際に、花粉症患者の約70%が、スギ花粉による原因で花粉症になるようです。スギ花粉は春先に飛びますが、1960年代は、秋に飛ぶ「ブタクサによる花粉症」が主流だったようです。

花粉には、スギ以外にもヒノキやブタクサ、イネ、ヨモギなど、約50種類もの花粉が飛び、それぞれの花粉に反応する人がいるといわれています。

ただし、人口杉が多く植えられたといっても、花粉症などのアレルギー疾患は花粉によるものだけではありません。

なぜなら、杉は、何千年も前から日本に生息していました。

アレルギー疾患が起こる原因は、花粉以外にも車の排気ガスや工場の煙、ダニ、ほこり、食品添加物、ハウスダスト、たばこの煙、PM2.5など、さまざまな有害物質があります。

他にも、密閉されたマンションなどが増加して、ダニやハウスダストが増加したり、肉食など高タンパク質の食生活変化もアレルギー反応を高めたりします。

さらに、勉強や仕事などで起こるストレスも自律神経の乱れが生じるため、花粉症になりやすいといわれています。

現在の日本人の4人に1人(約25%)が、花粉症などのアレルギー疾患があるといわれています。

花粉症のメカニズム

前述したとおり、花粉症は、花粉が抗原となって起こるアレルギー疾患です。そして、花粉以外にも、アレルギー反応を起こす物質が多数存在します。

花粉などのアレルギー物質に対して、身体の免疫反応が過剰になるため、花粉症の症状が起こります。

花粉症のメカニズムは、最初に花粉などの異物(抗原)が体内に入ると、抗原に対抗するための「抗体」が作られます。

この抗体のことを「IgE抗体(Immunoglobulin E免疫グロブリンEというタンパク質)」といいます。

本来、この抗体は、身体を守るために体内で作られる物質です。IgE抗体は、眼や鼻の粘膜にある「肥満細胞」と結合します。

花粉が体内に侵入するたびに、抗体が結合した肥満細胞が増え続け、一定量を超えると花粉などに反応して「ヒスタミン」「ロイコトリエン」などの科学伝達物質を放出します。

これらの科学伝達物質が、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、喉の荒れなどの症状を引き起こす原因になります。

科学伝達物質のヒスタミンは、目や鼻の粘膜に存在する知覚神経を刺激するため、前述した症状が生じるのです。

ロイコトリエンは、血管を拡張させて粘膜を刺激するため、前述した症状以外にも目の充血や腫れなどを引き起こします。花粉症は、微熱は出ますが、かぜのように高熱は出ません。

近年における花粉症の研究では、ヘルパーT細胞の中に存在する「Th2」と呼ばれる免疫細胞が、IgE抗体を作り出して身体を防衛するといわれています。

Th2細胞は、アレルゲンの排除に強く関係していますが、この働きが強くなりすぎると、さまざまなアレルギー反応が起こるようです。

これに対し、Th2細胞の働きを抑える「Th1細胞」があります。この細胞は、最近やウイルスなどの異物を攻撃して、感染を防ぐ作用があります。

通常の状態であれば、2つの細胞は均衡を保って、アレルギー反応は起こりません。しかし、大量に花粉などの異物が体内に侵入すると、Th2の働きが強くなってアレルギー反応が起こります。

また、Th1細胞が機能しない状態が長く続くことにより、Th2細胞の活動が強くなるためアレルギー反応が起こります。

実は、日本人の食生活の変化で、肉類を多く摂取するようになったため、Th2細胞の活動が強くなったことも花粉症の原因のようです。

その理由は、Th2細胞もタンパク質でできているため、高タンパク質食が多くなると、タンパク質自体を異物としてみなし、IgE抗体が過剰に分泌されてアレルギー反応が起こるのです。

花粉症の治療法

現代における花粉症の治療法は、薬物療法やレーザー療法、減感作療法などが主流です。薬物療法では、抗ヒスタミン薬や遊離抑制薬、ステロイド剤などが処方されます。

抗ヒスタミン薬や遊離抑制薬は、内服薬や点鼻薬などがあります。

遊離抑制薬は、体内に花粉が侵入すると肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンなどが出ますが、これらの物質を抑えて症状を出にくくする作用があります。

ただし、遊離抑制薬の効果が出るのは、約2週間かかるといわれており、花粉症シーズンの2週間前から服用します。しかし、シーズン中でも使用することもあります。

減感作療法とは、花粉のエキスを身体に少しずつ注射して入れて、身体を花粉に慣れさせる治療法です。

減感作療法は、花粉症シーズンの約2~3ヶ月前から始めます。この治療法は、3年間以上、定期的に注射する必要があるといわれています。

しかし、アレルギー反応による副作用が起こることもあり、減感作療法をおこなうには注意が必要です。

また、幼児や、高血圧の人で高血圧用の薬を服用している人はできません。

レーザー療法では、レーザーにより、鼻の奥を広げる治療法なります。この手術をおこなうことにより、花粉が鼻の粘膜に付着しにくくなります。

しかし、レーザー療法をおこなっても、1~2シーズン後には鼻の粘膜が元に戻るため、効果は消滅してしまいます。

レーザー療法は、受験など、どうしても花粉症の症状をおさえたい人に向いています。また、手術を繰り返しおこなうと、鼻の粘膜機能が損なわれるため、何度もおこなうことはできません。

現代医学における花粉症解釈の疑問点

現代医学では、花粉症は抗原による抗体反応として、アレルギー反応が起こるといわれています。しかし、この解釈に当てはまらない場合もあります。

例えば、花粉症の症状がひどい人は、雨の日も症状が起こります。雨の日は、花粉は飛散していません。それにも関わらず、花粉症の症状が生じます。

また、花粉やほこりなどのアレルゲン物質は、夜寝静まると空中から床の方に舞い降りてきます。

私たちは、その中で寝ているのにも関わらず、寝ている間は花粉症の症状が起こりません。多くの花粉症の人は、朝起き上がるときに、くしゃみが出るといいます。

さらに、花粉が原因であれば、花粉を吸い込む全ての人に花粉症の症状が起こるはずですが、日本人の4分の3の人に花粉症の症状が起こりません。

確かに、花粉やその他のアレルゲン物質は、間接的な原因である花粉症の「誘因」にはなります。

ただし、アレルゲン物質が、全て花粉症の原因になるとはいえません。朝起きたときに症状が出たり、寝ていて症状が出なかったりするのは、首に問題があると仮定出来ます。

ご存じのとおり、頭の重さは約5~6キロあります。寝ている状態では、首に頭の重みが加わらないため、症状が出ないと仮定できます。

また、朝起きたときに、頭部の重量が首に加わるため、神経を刺激して花粉症の症状が出ている可能性が高くなるといえます。

首による花粉症の原因についてですが、仕事や疲労、スポーツ、時事などで、頚椎の歪みや頚椎椎間板の劣化により頚椎の変性が起こります。

すると、末梢神経が圧迫されて神経過敏が引き起こされるため、花粉症の症状が起こると考えられます。

また、末梢神経の刺激が脳に伝わることにより、脳からの指令で顔面の神経や筋肉に緊張が起こることも、花粉症の症状が起きる原因になると考えられます。

つまり、首の状態が悪いこととアレルゲン物質の誘因が重なることにより、花粉症の症状が生じるのです。

花粉症の症状が起こり、毎年同じような治療をおこない症状が緩和しない場合は、治療方法が間違っている可能性が高いといえます。

身体は脳が支配しており、無理矢理おこなわれる治療方法に対して、さらに身体を守るために身体を緊張させます。

その結果、患部周辺の筋肉が緊張して、花粉症の症状が消えなかったり悪化したりすると考えられます。

副作用を伴う薬や、戻ってしまうレーザー療法などは、本当の花粉症に対する解決策とはいえません。

大切なことは、根本的な原因を解消することが、本当の解決策になるといえます。それにより、誘因となるアレルゲン物質が体内に侵入しても、健康な人と同じように身体は過剰に反応しなくなるのです。

あんしん療法の施術は、優しく心地良い施術をおこないます。ボキボキしたり揉んだりすることはしません。

優しく施術することにより、脳にあんしんできる情報を送ります。すると、脳の命令により作られた患部の緊張を緩和させることが可能になります。

人間の脳は、身体に痛みや不快な症状を感じると脳から神経系統に命令が伝わり、患部付近を緊張させて防御します。

この緊張して防御した状態を、優しい施術で脳に緊張を解く情報を伝えると、脳は緊張を解くため痛みが軽減されるのです。

あんしん療法の施術は、その人の呼吸や氣の流れをみながら軽く触れたりして「脳の内部表現変換」をおこない、身体を健康な状態に戻す療法です。

あんしん療法では、施術後のアドバイスもおこないます。それは、身体の状態が良くなったにも関わらず、施術後にまた痛みや不快な症状が戻ることがあるためです。

脳は、常に身体を守る働きを担っています。そのため、今までおこなってきた姿勢や動き方を再度おこなうことがあり、姿勢や疲労などで再度身体を緊張させて、痛みや不快な症状が戻ってしまうことがあるのです。

よって、姿勢や動作、練習方法、休息、栄養など、効果的なアドバイスをおこないます。

もちろん、どのような疾患でも、治る過程に違いがでてきますが、重度の疾患でも脳や身体に対して「適切な働きかけ」をおこなうことにより、健康改善する可能性は十分にあります。

なるべく本人の早い改善を目指し、早期復帰できるようにアプローチさせていただきます。

人の身体は、生きている限り必ず改善します。自分の身体や心を信じて、生活するようにしましょう。

また、あんしん療法の施術による改善例を紹介しますので、参考としてください。
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