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食べ過ぎを防ぐココアとオリーブオイルのダイエット効果について

年末年始は、クリスマスや正月、忘年会、新年会などのさまざまなイベントが続き、暴飲暴食をしがちになります。

聞くところによると、年末年始に体重が増えたという人が多くいるようです。

誰でも、暴飲暴食をやってしまうことがありますが、そんな食べ過ぎを防ぐ食材があります。暴飲暴食を防ぐことができれば、ダイエット効果も上がります。

また、便秘解消や美肌効果にもつながります。NHKの番組で「あさイチ」の「スゴ技Q」でも紹介されましたが、どうやら暴飲暴食を防ぐには「ココア」「オリーブオイル」が良いようです。

どうしても、食べ過ぎてしまう人やダイエット、便秘解消や美肌効果を狙う人には良い情報になるでしょう。今回は、食べ過ぎを防ぐココアとオリーブオイルのダイエット効果について解説します。

ココアの歴史

コーヒーを飲む人はたくさんいますが、コーヒーを飲めない人もいます。そして、コーヒーは駄目でも、ココアなら飲めるという人もいます。

ココアは多くの女性に支持されていて、寒い時期になるとホットココアが飲みたくなる人も多いようです。

ココアは、チョコレートなどの原料としても使用されています。

カカオの歴史は古く、アメリカ大陸で栄えた中米の古代マヤ文明やメキシコのアステカ文明の時代から、カカオは「神様の食べ物」として重宝されてきました。

カカオの学名は、アオギリ科テオブロマ属カカオで、「テオブロマカカオ(Theobroma cacao)」といいます。

この言葉は、ギリシャ語で「テオス(theos、神様)」「ブロマ(brom、食べ物)」という意味の言葉を合わせた造語からきています。

そのため、カカオから作られるココアは「神様の飲み物」とも呼ばれています。ココアは、昔は王族や貴族だけしか摂取することができない貴重品だったといわれています。

ココアの製造方法と含まれる物質

ココアの製造方法は、カカオ豆の種子を発酵させて、焙煎して豆の皮を取り除きすり潰していきます。

そのすり潰したものから、カカオバターと呼ぶ油分を取り除いて、粉末状にするとココアができあがります。

近年、ココアが注目されていますが、ココアには「カカオポリフェノール」というポリフェノールが主成分として多く含まれています。

ポリフェノールについてですが、身体の酸化を防ぐ強い抗酸化作用や血糖値の抑制、血流改善など、さまざまな健康効果があるといわれています。

また、カカオの中には、リラックス効果に期待が持てる「テオブロミン」や食物繊維のリグニンやマグネシウム、カルシウムなどの微量ミネラル成分も豊富に含まれています。

他にもカカオには、便秘の改善に期待が持てるたんぱく質様の成分や筋肉増強作用、新陳代謝促進作用などの物質についても臨床研究が勧められています。

さらに、ココアには「メチルキサンチン」という物質が含まれています。

メチルキサンチンは、ココアをまた飲みたくさせる気分になる作用や、喜びをもたらす効果などがあることが研究で確認されている物質です。

ココアの健康効果

前述したとおり、ココアにはさまざまな健康効果があるといわれています。下記に、ココアのさまざまな健康効果について記述します。

メタボリックシンドロームの予防

昔から、高コレステロールの改善には、食物繊維の多い食品を摂取することが効果的だといわれています。

ココアには、不溶性食物繊維の「リグニン」という食物繊維が含まれています。

リグニンは、腸の運動である「蠕動運動(ぜんどううんどう)」を活発化させる作用があり、コレステロール値を下げるので、メタボリックシンドロームの予防に役立つといわれています。

脳機能改善の期待

カカオに含まれている「テオブロミン」は、大脳皮質を刺激する作用があり、記憶力や集中力を高める効果があるといわれています。

ある研究報告によると、カカオに含まれている「カカオポリフェノール」は、脳神経細胞の活動を促すたんぱく質を増やす働きがあると研究発表しています。

動脈硬化の抑制

現代では、タバコや酒、ストレス、食品添加物、排ガス、公害など、さまざまな有害物質により、体内で活性酸素が多く発生します。

ご存じのとおり、活性酸素は、心筋梗塞や動脈硬化などの重篤な病気を引き起こす原因の一つです。

活性酸素は、体内でコレステロールを酸化させて血管内皮に付着するために、動脈硬化などの病気を引き起こします。

カカオに含まれている「カカオポリフェノール」は、コレステロールの酸化を抑制して血管に付着するのを防ぐため、動脈硬化などの病気を抑制する効果が期待できるといわれています。

血圧改善や血管の健康

ある海外の研究報告によると、ココアを一定期間摂取させた後と一時的に摂取した後の両方の摂取方法で、血圧が下がったとの発表がありました。

ただし、有効な血圧改善には、活性酸素を除去する効果に期待が持てる「エピカテキン」を1日あたり50mgをココアと同時に摂取する必要があると報告しています。

ココアを飲むこと同時に、お茶などを飲むことにより、エピカテキン以外にも「EGCG(エピガロカテキンガレート)」という強力な活性酸素を除去する物質を摂取できます。

EGCGは、緑茶などに豊富に含まれています。

冷えやむくみの解消

ココアに含まれている「カカオポリフェノール(フラバノール)(プロシアニジン)」「テオブロミン」は、末梢の血管を拡張する作用があるため、手足の血流を改善する働きがあるといわれています。

また、ココアを飲む方法としては「ホットココア」が主流ですが、「アイスココア」を飲んでも身体の表面温度が下がりにくいという報告もあります。

冷え性の人でも、夏場の暑い時期には、アイスココアもおすすめです。

紫外線の肌ダメージを軽減

あるドイツの研究機関による発表では、ココアに含まれている「フラボノール」という抗酸化物質には、紫外線の肌ダメージを軽減する作用があると報告しています。

この研究では、ココアを飲んだ女性群とココアを飲まない女性群に分けて肌の経過観察をおこないました。

その結果、ココアを飲んだ女性群の方が紫外線による肌ダメージが低く、肌が紫外線で赤くなることが軽減されたと発表しています。

ウォーミングアップ効果の持続

ある研究では、ココアに含まれている「カカオポリフェノール」に、ウォーミングアップ効果を持続させる効果があるといわれています。

この研究では、運動前にココアを飲んでもらい、ウォーミングアップ後に関節の可動域や筋力アップ、筋力バランスなどの調査をおこないました。

その結果、ココアを飲むことにより被験者の足関節の動き(平衡機能、へいこうきのう)は、筋力や筋力バランスなどを持続しました。

さらに、ウォーミングアップ後に筋力バランスや筋力アップを改善して、身体が動きやすい状態を長時間持続することが可能であると証明したそうです。

ココアを飲むときの注意点

前述したとおり、ココアにはさまざまな健康効果に期待が持てます。ただし、ココアの飲み方に注意が必要です。

市販されているココアには、「ピュアココア」「ミルクココア」があります。実は、この2つのココアには大きな違いがあります。

ミルクココアには、ココアパウダー以外にブドウ糖や粉末の乳糖や麦芽糖などの糖類、脱脂粉乳など、さまざまなものが添加されて飲みやすくしています。

一方、ピュアココアはカカオマスからココアバターを分離して、細かくして砕いただけです。一般的には、「純ココア」として販売されています。

市販されているミルクココアは、砂糖やミルクなどさまざまなものが添加されているため、カロリーがとても高くなります。

健康のためには、何も添加されていない純ココアがおすすめです。もし、ココアに甘さを求めるのであれば、蜂蜜やオリゴ糖を入れて飲みましょう。

白砂糖は、急激に血糖値を上昇させますが、蜂蜜は急激に血糖値を上げません。オリゴ糖は、善玉菌の餌になるため、腸内環境を良好に保つ作用があります。

オリーブの歴史

オリーブは、ヨーロッパの地中海地方が主要産地です。これらの地方では、オリーブの木のことを別名「太陽の樹」とも呼んでいるそうです。

また、これらの地域ではオリーブが神話などにも登場するなど「平和の象徴」とされており、オリーブは国連のシンボルマークにもなっています。

ご存じのとおり、オリーブオイルはパスタやピザ、イタリア料理、フランス料理、地中海料理など、さまざまな料理にふんだんに使用されています。

オリーブオイルは、健康に良いだけでなく、香りや素材にコクを出すなどオリーブの味も人々に愛されています。

オリーブは、モクセイ科の常緑樹になり、古くは地中海沿岸からアフリカ北岸一帯まで自生していました。

オリーブの栽培は、今から約5千年~6千年前(諸説有り、8千年前という学者もいます)からおこなわれていたようです。

歴史的には、オリーブの起源は小アジアとされていて、アジアからトルコを経てギリシャに広まったといわれています。

オリーブの木は生命力がとても強く、中には樹齢3千年~4千年の木もあります。日本でのオリーブの歴史は、文久2年にフランスからオリーブの苗木が持ち込まれたことからだといわれています。

オリーブとは

オリーブは、ヨーロッパの地中海沿岸で「カンラン」と呼ばれる地方が原産地で、モクセイ科の常緑樹に実をたくさん実らせます。

オリーブの種類は、知られているだけでも約500種類にも及びます。オリーブは乾燥に強く、料理の地名からもわかるとおり、スペインやイタリアなどで多く栽培されています。

日本では、小豆島などでオリーブ栽培が盛んですが、最近では静岡など日本の各地で栽培されるようになりました。

オリーブは、実をそのまま食べたりオリーブオイルとして料理に使用したりして、人々に親しまれています。

また、今ではオリーブは石けんや化粧品としても使用されています。なぜなら、オリーブの実や油(オリーブオイル)、種などは保湿性が高いため、石けんや化粧品としても最適なのです。

オリーブの健康効果

オリーブには、さまざまな健康効果があるといわれています。前述したとおり、オリーブはさまざまな健康な物質が含まれていて保湿性が高いため、健康効果に期待が持てます。

下記に、オリーブの健康効果について記述します。

現代病の予防

現代の生活習慣は、さまざまな健康を阻害する生活習慣や身体に悪い食事を取っているため、生活習慣病になるといわれています。

例えば、仕事や勉強などで忙しく休息が取れないことや、ファーストフードやコンビニ弁当、ジャンクフードなどを食べ過ぎて肥満や病気になったりします。

オリーブには、抗酸化作用のある「オレイン酸」がとても多く含まれています。

オレイン酸は、悪玉コレステロールを減少させる働きがあり、ファーストフードなどにより体内で増えた悪玉コレステロールを低減してくれます。

オレイン酸は、悪玉コレステロールを減らす作用がありますが、善玉コレステロールは減らさないとの研究報告もあります。

ちなみに、オレイン酸の名前の由来は、オリーブオイルだといわれています。オリーブには、オレイン酸だけでなく、ポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化物質も多く含まれています。

ポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化物質は、抗酸化作用がとても強い物質です。

そのため、高血圧を解消するなど、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に期待が持てます。

また、これらの抗酸化物質は、ガンや白内障などの予防にもなるといわれています。ただし、オレイン酸はニキビを作るアクネ菌の餌にもなるため、ニキビが気になる人は注意が必要です。

オリーブには、人が生きていく上で必要な「リノール酸」も入っています。リノール酸も、血中コレステロールを下げる作用があります。

ただし、リノール酸の取り過ぎは、肥満や心筋梗塞、ガン、アレルギーなどの病気を引き起こす原因にもなります。

そのため、リノール酸の取り過ぎには注意が必要です。ちなみに、多くの化粧品にはリノール酸とオレイン酸が一緒に含まれています。

これは、オレイン酸がニキビを作るアクネ菌の餌になるために、保湿力が高く炎症を抑える効果のあるリノール酸を一緒に配合するとニキビ予防につながるのです。

オリーブには、リノール酸とオレイン酸の2つの物質が含まれています。

オリーブのアンチエイジング効果

前述したとおり、オリーブには、ポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化物質が多く含まれています。

これらの抗酸化物質は、とても抗酸化作用が高いため、活性酸素による「細胞の老化を防ぐ」などアンチエイジング効果が期待できます。

また、オリーブには「アルファリノレン酸」が含まれています。アルファリノレン酸は、体内で合成できない物質のため、食事で体内に取り入れる必要があります。

アルファリノレン酸は、体内に入ると「DHA(ドコサヘキサエン酸)」「EPA(エイコサペンタエン酸)」に変換されます。

アルファリノレン酸は、血液をさらさらにする効果や、脳の働きを活性化する作用があるといわれています。

人の細胞は、細胞膜で守られています。細胞膜が弱くなれば、老化や病気にもつながることになります。

実は、細胞膜の構成物質がアルファリノレン酸なのです。つまり、オリーブを摂取することはアルファリノレン酸を摂取することになり、アンチエイジング効果にもつながるわけです。

お茶の「カテキン」や大豆の「イソフラボン」、ベリー系の「アントシアニン」などは、抗酸化物質の「ポリフェノール」の一種です。

ポリフェノールは、約5千種類あるといわれていますが、オリーブにも「ヒドロキシチロソール」というポリフェノールが含まれています。

ヒドロキシチロソールは、抗酸化作用や抗炎症作用があるため、お肌の酸化や肌荒れ防止に効果があるといわれています。そのため、オリーブを摂取することにより、美肌効果に期待が持てます。

便秘の改善や予防

便秘を解消する食材は、食物繊維や乳酸菌などがあります。そして、オリーブオイルは、「自然の下剤」ともいわれているほど、便秘の改善に良いとされています。

オリーブオイルに含まれているビタミンEは、血行を改善する働きがあります。血行が改善されれば、腸内の環境も良くなり、便通改善の効果が期待できます。

オレイン酸は、「不飽和脂肪酸」に分類される脂肪酸です。オリーブに含まれているオレイン酸には、胃酸の分泌を整える作用や「整腸作用」があるため、便秘の改善や予防に期待が持てます。

オリーブオイルのオレイン酸含有量は、身体に良いといわれている菜種油やヘーゼルナッツよりも高い含有量(100gあたり73,000mg)です。

また、オレイン酸は、腸の「蠕動運動(ぜんどううんどう)」を活発化させる作用もあります。多くの食材は、腸にたどり着くまでに消化されてしまいます。

しかしオリーブオイルは、腸まで消化されずにたどり着くため、蠕動運動を促すのです。オリーブオイルには「乳化作用(にゅうかさよう)」があり、腸内の水分と結束する作用があります。

また、オリーブには食物繊維が多く含まれているため、便秘の改善にも期待が持てます。さらに、オレイン酸は、硬くなった便を柔らかくする作用があります。

なぜなら、オリーブオイルは消化されにくい物質なので、腸にたどり着くと硬い便となじんで便を柔らかくするのです。

他にも、オリーブオイルには「滑腸作用(かっちょうさよう)」があります。この作用は、便の滑りを高めて、スムーズに便が移動できるようになる作用です。

オリーブオイルは、消化されにくい物質なので腸までたどり着くと、便をスムーズに排出する手助けをしてくれるのです。

便秘やダイエットに効くオリーブココア

ココアとオリーブについては、どちらも素晴らしい効果があることがわかりました。

それならば、この2つを一緒に摂取することにより、さらに上質の健康効果に期待が持てます。日本の冬は寒い地方が多いため、特にオリーブココアの摂取がおすすめです。

オリーブココアに甘さを求めるのであれば、オリゴ糖や蜂蜜を入れるといいでしょう。

オリゴ糖は、腸内の善玉菌の餌になります。ココアで血流を改善して身体を温め、オリーブオイルで腸内環境を最適化します。

さらに、オリゴ糖や蜂蜜などを入れれば、最強の便秘改善やダイエットにつながります。

オリーブココアの作り方

ココアはバンホーテンなどの純ココアを使用します。まず、純ココアをティースプーンで2杯(20g)分をお湯で溶かします。

オリーブオイルは、ティースプーンで1杯~2杯入れます。甘さを足すのであれば、オリゴ糖や蜂蜜を少量入れます。

たったこれだけで、オリーブココアのできあがりです。オリーブココアを飲む時間帯は、食前の30分~1時間前に飲むのがおすすめです。

なぜなら、食前に飲むことにより「満腹感」が得られるために、食事の食べ過ぎを防止できるのです。

そのため、オリーブココアは、ダイエットにも効果があるといわれています。オリーブココアに使用するオリーブオイルは、「エキストラバージンオイル」を選びましょう。

エキストラバージンオイルは、精製されずにオリーブの実をそのまま搾って作られたオイルです。

そのため、エキストラバージンオイルには、優良な脂肪酸が豊富に含まれています。オリーブオイルも酸化するため、暗い場所で保管するのがベストです。

ただし、冷蔵庫など温度が5℃以下の暗い場所で保管するとオイルに白い結晶ができるため、冷蔵庫での保管はやめましょう。

まとめ

オリーブココアは、とても便秘やダイエットに効果的ですが、即効性は低いようです。オリーブココアの効果を実感するには、最低5日~10日は必要です。

もちろん、人によってはすぐに効果が現れる人もいるでしょう。しかし、強い便秘に悩まされている人などは、効果の実感に時間がかかるのは否めません。

焦らずに、気長に身体と向き合いながら、少しずつ便秘や肥満を解消することがベストです。

また、柔軟体操や軽いウォーキングなどと組み合わせると、さらに便秘やダイエット効果に期待が持てます。強力な便秘に悩まされている人は、あんしん堂へご相談ください。