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肝臓と疲労の関係

私たちの身体は、仕事やスポーツ、勉強などを頑張りすぎると疲労します。また、年齢や性別などに関係なく疲労は起こります。他にも、疲労は心のストレスが生じたときにも感じます。

身体が疲労する原因の一つに、肝臓の機能低下があります。肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、肝臓の状態が悪くてもあまり自覚症状が現れず、痛みも感じないといわれます。

今回は、肝臓と疲労の関係について解説します。

疲労とは

前述したとおり、疲労は性別や年齢に関係なく誰でも感じる症状です。そして、疲労の原因になるのは、仕事やスポーツ、勉強、人間関係、暑い、寒い、ストレス、睡眠不足などです。

これらの疲労原因が、心や身体に負担を与え、仕事などの作業効率を低下させます。しかし、疲労は悪いことばかりではありません。

疲労を感じることは、身体の異常を教えてくれたり、疲労を感じたりすることで休養を取るために身体が回復するのです。

疲労は、大きく「脳疲労」「肉体疲労」「精神疲労」の3つに分類できます。物事を考えたり、目からの情報により緊張が起こったりして、頭が疲れる症状は脳疲労です。

仕事やスポーツなどで筋肉を動かして、疲労物質が蓄積したりエネルギー物質が不足したりした状態が肉体疲労です。仕事や友人関係、家族、悩み、ストレスなどで起こる心の疲労が精神疲労です。

このように、疲労は大きく3つに分類できますが、どの疲労も密接に関係しています。したがって、1つの疲労を放っておくと、他の疲労を併発する可能性が高まります。

疲労を解消するには、適切な休息や食事、睡眠、運動、姿勢などを留意して、心や身体をリフレッシュすることが必要です。

肉体的には、身体の緊張を取り除いて血液循環を改善することにより、体内の疲労物質が流され排出させることが重要です。

また、疲労を取るには、怠惰な生活を改善して規則正しい健康的な生活リズムを作ることも必要です。

疲労と慢性疲労の違い

通常、疲労は一晩寝ることにより、ほとんど回復するといわれています。しかし、長い期間休んでも身体が疲労から回復しないこともあります。

この症状を「慢性疲労」といいます。慢性疲労は、病院で検査しても、ほとんどの場合が「異常なし」といわれます。

疲労状態が半年以上続いた場合には、「慢性疲労症候群」という診断が下されることもあります。

慢性疲労の原因となるのは、日頃のストレスや栄養不足、体力低下、睡眠不足、肝機能低下などです。

疲労が長く続くことにより、やる気が出ないなど仕事や勉強、対人関係などに大きく影響がでます。

また、慢性的な首や肩の張りやこり、慢性腰痛、身体のむくみなど、身体にも症状が生じます。

ひどくなると、休息を取ったり栄養を取ったりしても疲労が解消されないこともあります。慢性疲労は、さまざまな疲労が重なって起こります。

そのため、一つずつ疲労を解消することが、慢性疲労を防ぐポイントになります。前述した3つの疲労についてよく理解して、それぞれの疲労を解消する方法を実践しましょう。

肝臓の機能的役割

前述したとおり、肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、あまり自覚症状を感じることなく痛みも感じないといわれています。

肝臓は、解毒や代謝、分解、蓄積、体熱維持の5つの働きを担っています。肝臓の病気は、よくメディアなどで知られているものでは、肝炎や肝硬変、肝臓ガンなどがあります。

また、二日酔いの症状なども肝臓に深く関係があります。

お酒を飲むことにより、アルコールを肝臓で分解することを優先するため、体内に残った老廃物が代謝されるのが遅くなり、次の日にだるい感じがしたりします。

お酒以外にも、脂肪分の多い食事を摂取したりすると、肝臓でコレステロールを分解するため他の老廃物の代謝が追いつかずに疲労を感じることがあります。

アルコールやコレステロール以外にも、体内で発生する有害な老廃物やアンモニアなどを、無害な尿素に変えて体外に排出させる役割を担います。

また、肝臓は、糖や脂質の代謝を促進する働きも担います。肝臓は、食べ物から得たこれらの栄養素を分解処理して、エネルギーとして蓄えるのです。

また、肝臓は、タンバク質を合成する役割も担っています。他にも、体内に侵入した薬や添加物などの有害物質を解毒したり、血液を貯蓄したり体温を平常に保つ作用などがあります。

他の肝臓の機能としては、幹細胞が胆汁を生成したり分泌したりして、胆道に排泄します。胆嚢(たんのう)に蓄えられた胆汁は濃縮されて、その後に十二指腸に分泌されます。

肝臓と疲労の関係

人間は、有害物質や疲労物質などの老廃物が、体内に溜まることにより疲労を感じます。肝臓は、これらの老廃物が多くなると、処理能力が遅れて肝機能低下が起こります。

肝臓で処理しきれなかった老廃物は、脳の運動中枢神経を刺激するため、脳は身体を休ませるような指令を出します。

その結果、身体の動きが悪くなり疲労感を感じるのです。疲労を取るには、老廃物を体外へ排出したり、体内へ侵入することを防いだりすることがポイントになります。

前述したとおり、疲労は「脳疲労」「肉体疲労」「精神疲労」の3つに大きく分類できます。また、疲労感は、さまざまな症状として現れます。

例えば、気力の低下として集中力や思考力の低下や気力の低下、イライラ、焦燥感などが起こります。

活動の低下としては、だるさや眠気、あくび、行動力の低下などがみられます。慢性疲労で説明したとおり、身体の不調として、肩こりや首痛、頭痛、口臭、腰痛、むくみなどを感じるようになります。

疲労の予防法

疲労を解消するには、適切な休息や食事、睡眠、運動、入浴、姿勢などを留意して、心や身体をリフレッシュすることが必要です。

肉体的には、身体の緊張を取り除いて血液循環を改善させて、疲労物質が流れて体外に排出させることが重要です。

また、怠惰な生活を改善して、規則正しい健康的な生活リズムを作ることも必要です。

食事では、糖質や脂肪分の摂取を抑え、ビタミンやミネラルが豊富な野菜やフルーツ、海草、魚介類を多く摂取しましょう。

また、魚や肉類などの良質なタンパク質を摂取することも、肝機能を高めることにつながります。

少量のお酒(ビール中ビン1本、日本酒1合等)は、人間関係をスムーズにして、食欲が増進するなど、良い面もあります。ただし、多量の飲酒は、幹細胞を破壊するため気を付けましょう。

睡眠は、疲労の予防に欠かせません。私たちの身体は、人生の3分の1を睡眠時間に費やしています。

そのため、質の高い睡眠を取ることが疲労の予防につながります。寝るときには、お酒やコーヒーなどの刺激物は控えましょう。

また、明るい照明をうす暗くしたり、眠りを誘うような音楽を聴いたりして眠るなどの工夫が、良い睡眠につながります。

運動では、軽い運動を毎日おこなえるように、運動する時間を確保するようにしましょう。運動は、激しい運動をする必要はありません。

例えば、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素系運動やストレッチなどを組み合わせて運動をおこない、肝機能アップに努めましょう。

入浴は、40℃くらいのぬるま湯に20分~30分ゆっくり浸かるようにすると、心身のリラックス効果が高まります。疲労感を感じたときには、シャワーだけで済ませずに、必ず入浴するようにしましょう。

肩こりや首痛、腰痛などの身体の不調が起きている場合には、優しい施術を受けることも心身のリラックスにつながります。

ただし、揉み返しがくるような強いマッサージや整体は、身体が疲労してしまうので気を付けましょう。

身体は脳が支配しており、無理矢理おこなわれる治療方法に対して身体を守るため、身体を緊張させてしまいます。

その結果、患部周辺の筋肉が緊張して、痛みや張りなどの症状が消えなかったり悪化したりすると考えられます。

もちろん、肝臓にも悪影響を与える可能性が高まります。筋肉の緊張は、内臓の緊張にもつながります。

人間の脳は、身体に痛みや不快な症状を感じると脳から神経系統に命令が伝わり、患部付近を緊張させて防御します。

この緊張して防御した身体の状態を、優しい施術で脳に緊張を解くように情報を伝えると、脳は緊張を解くために痛みが軽減されるのです。

あんしんできる優しい施術を受けることも、身体や内臓の改善につながります。